ブレンドコーヒーの中でアメリカンブレンドはどんな特徴があるの?
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アメリカンブレンドはコーヒー豆を各種混ぜ合わせたブレンドコーヒーのことです。
配合する割合は店舗によって異なるので、それによってコクが出たり、酸味が出たり、苦味が出たりなどの違いが出てきます。
基本的にアメリカンブレンドというと苦味やコクを求めるよりも、ちょっと甘みがあって柔らかい口当たりが好きな人に好まれるコーヒーです。
例えばプレゼントとして考えている場合、「コーヒーが好きな人=苦味やコクが絶対条件」というわけではありませんから、そういった好みもお伺いしてからプレゼントした方が良いかと思います。
「アメリカン」の由来ですが、そもそもコーヒーはヨーロッパ発祥で、ヨーロッパではエスプレッソが主流で、深く焙煎した豆が基本でした。
それが、アメリカに渡り、ちょっと浅めに焙煎したものをガブガブ飲めるようにたっぷりの量で飲む習慣が広まったようです。
焙煎度合いは8段階あり、浅煎りから順に ライトロースト→シナモンロースト 中煎りは、ミディアムロースト→ハイロースト 中深煎りは、シティロースト→フルシティロースト 深煎りは、イタリアンロースト→フレンチロースト と呼びます。 中深煎りのシティはニューヨークシティのシティから付いたものと聞いております。
薄いのではなく、苦くないものとして、正しく広まって欲しいものです。
当店のアメリカンブレンドに使用しているブラジルは、浅く焙煎しても酸っぱくならないカルモデミナス産です。他のブレンドに使用しているブラジルとは別のものにしています。 カルモデミナス産は、お米で言うと魚沼産コシヒカリ みたいな・・・。ブラジルの中でも高品質商品の代名詞になるほどです。
ちなみに当店で取り扱っているコーヒーの中では、アメリカンブレンドとショコラブレンドが甘みがあって比較的飲みやすいコーヒーとなっています。
逆に苦味が欲しいという方にはビターブレンドをお勧めしています。
マンデリン特有のビターな風味が感じられますので、甘味より苦味を追い求めたい方にはこちらをおすすめしています。